スピーチの最中に突如海に飛び込んだ市長 しかしその意図を知ったとき人々は心から彼に敬意を表した・・

人の上に立つような人間は何か優れているところがあるものです。
全員が全員そうでないのが悲しいところですが、理想をいえば優秀な人間が組織の頂点に立つことが望ましいですよね。
今回は優れたりーダーが起こしたエピソードを紹介したいと思います。

今回の舞台はトルコ。
トルコで1958年に発生した大規模な海難事故。
それは「ユスキュダルの惨事」と呼ばれる事故で現地では知らない人がいない程の大きな事故でした。
2017年3月1日、この日は事故が発生した近くの桟橋にて追悼セレモニーが執り行われていました。
出席者の一人であったカラミュセル市長のイスマイル・ユルドゥルム氏は式の途中でスピーチをする予定でした。

市を代表して追悼の意を表しに来たのでした。
そしてほかの参加者のスピーチが終わって彼の番がやってきたのでした。
流暢なスピーチを披露している最中にそれは突然やってきました。
なんと突然話すことを中断して市長が自ら後ろにあった海に飛び込んでいったのです!!

出典 Facebook

一体何が起こったのか分からず会場は一時騒然。

しかし彼の意図を知ったとき人々は彼の行動を絶賛したのでした。
彼はなぜ突如スピーチをやめ、海に飛び込んだのでしょうか?

市長がスピーチをしているとき後ろの海では、式典の演出の一環として海の上に大きな花輪を浮かべる作業が行われていました。
そのためダイバーが2人海に入っていたのでした。
しかしそのうちの一人の様子が急変!
市長はスピーチの際にその様子を見ていたのでした。
そして一刻を争う事態と判断したためにスピーチをやめ、泳ぐのに支障をきたさないような軽装になって海へと入水したのでした。

出典 Facebook

溺れている状況をいち早く察知した市長の勇気ある行動によって女性ダイバーも
市長も何とか無事に救出されました。

出典 Facebook

なかなか立場のある人は自由な行動ができないものですがこの行動は本当に勇敢で立派なものでした。
海難事故を悼む式で起こったこの素敵な出来事は偶然ではないのかもしれないとすら思ってしまいます。
こんな立派な市長を持った市民の人たちはさぞ、いい暮らしをしているのではないのでしょうか?

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