たった5コマの漫画が教えてくれる”ついついみんなが忘れがちなこと”に納得せざるを得ない
Twitterに投稿されたある漫画が話題になっています。
それはあるお母さんとその子どもの一幕を描いた、たった5コマほどの漫画でした。
伝えられるうちに伝えなきゃ
話題になっている漫画を投稿したのは高野苺(@ichigo_takano)さんは、漫画を通して果たして何を伝えようとしたのでしょうか。
漫画は、手のひらで動かなくなった金魚を見て悲しむ少年の様子から始まります。
(出典 Twitter)
(出典 Twitter)
哀れみや悲しみの感情を教えてあげようとお母さんは、
「金魚さんに『ありがとう』って言ってお庭にうめてあげようか」
と子どもに言いました。
しかし、それに答えた少年の言葉にハッとさせられることになるのです。
少年はおそらく、素朴にお母さんに訊いたつもりだったのでしょう。
(出典 Twitter)
しんじゃったのに?
しんじゃっても「ありがとう」って言って聞こえるの?
(出典 Twitter)
含蓄のある言葉とはこういうものをいうのかもしれません。
大人なら子どもに向けて
「○○くんがちゃんと金魚さんのことを思ってお礼を言えば届くよ」
と言ったりすると思います。
確かに、そういった対応や教え方は間違いではないですよね。ほとんどの人がそうするはずです。
しかし、現実的な言い方をするならば、思いが届くかと言われればなんとも言えないし、
子どもにどう説明すればいいかなんてなかなか難しいものです。
(出典 Twitter)
だからこそ、子どもだけでなくわたしたち大人も“伝えられるうちに”というのを大事にしたいですよね。
誰かや何かが亡くなってしまってからでは、自分の声を届けることはできません。
記憶の中で留めることや、思い続けることはできますが、相手に直接伝えることは絶対に叶わないのです。
そんな、悲しくて悔しい思いをするくらいなら、
“伝えられるうちに伝えなきゃ”!
つい忘れがちになってしまうけど、いつも会える人は明日も会えるかはわからないし、自分だって突然いなくなるかもしれない。「ありがとう」「好き」は何度でも言っていい言葉で、今すぐにできる言葉のプレゼントで、言っておけばよかったといつも後悔してしまいます。後悔ほど消せない痛みはないです。 pic.twitter.com/QAPpUhMtju
— 高野 苺 (@ichigo_takano) 2017年3月1日
忘れがちなことですが、いま一度、大切な人にちゃんと言葉をかけるようにしてみましょう!!!