「素敵なスカートですね」 目の見えない女性のこの言葉に対する返答に心が温まる♪
あなたの周りにはどんな人が生活していますか?
学校に通っている学生さんがいたり、とても長生きしているおじいさんがいたりと人によって様々ですよね。
老若男女ありとあらゆる職業の人が暮らしています。
Twitterユーザーのleona tamura(@leo_kitten)さんの暮らしている地域には盲学校がありました。
そのため普段から目の見えない人たちを見かける場面が多いそうで慣れているのだとか。
ある時道を歩いていると目の見えない女性に出会った投稿者さん。
女性が身に纏っていたスカートがとても素敵なデザインをしていたそうです。
そのスカートは色が鮮やかでよっぽど投稿者さんの気を引いたのか、思わず「素敵なデザインのスカートですね」
と口にしてしまったのでした。
その直後、投稿者さんはそう言ってしまったことを後悔します。
本人が見えていないのにもかかわらず、デザインのことを言うのは失礼にあたる。
そう思い申し訳ない気持ちでいっぱいになっていました。
しかし女性からの思わぬ返答にそんな気持ちはどこかへ行ってしまったといいます。
一体この女性はどんな返答をしたのでしょうか?
近くに盲学校があるのでよく見えなくて品物買えない人や困ってる人に声かける。ある時すっごく素敵な色のスカートをはいた女性がいらして、素敵なデザインですねと言った。あ、御本人が見えないのに褒めてしまった…と思ったが、彼女は「うれし。選んでくれてる人がいるんです」と凄く嬉しそうにした。
— leona tamura (@leo_kitten) 2017年3月8日
選んでくれている人がいるから、(そんなことを言ってくれて)嬉しい。
と危惧していた展開とは全く異なる返答をしてきたのでした。
そして明らかに表情が変化するほど嬉しそうにしていたのでした。
たとえデザイン自体を見ることはできなかったとしても、それを自分のために選んでくれる人がいる。
そしてそれを褒めてくれる人がいるということが彼女にとっては素直に嬉しかったのでしょう。
さらに、投稿者さんに対してコメントを返してくれる方の中には
スカートを履いていた女性と同じような目の見えない人がいたようで
目の見えない方のファッションについて褒めて喜ばれている方がけっこういらした。例え盲目でもその方の好みや個性を感じて近しい方がコーディネートしている。だからきっとその人らしさが近しい人の愛情を通して表現されている。私が子供達それぞれに服を選ぶのとすこし似ているのかな。
— leona tamura (@leo_kitten) 2017年3月10日
なるほど。やはり好んで選んだ服をほめてもらえるのは誰にとっても嬉しいものですよね。
我々は先入観を持ってしまうことが多々ありますが今回の一件でそんな先入観も変わったのではないでしょうか。
ある程度の配慮をすることはもちろんのことですが、少し思い切って話してみることも大切なことだと学ぶことができました。
悲しいエピソードも多い中、予想と異なる返事が生んだほっこりするエピソードのご紹介でした。