最期の仕事を終えた駅長 そんな彼を照らしたモニターに仕掛けられた最高のサプライズに涙する・・・

日本では大体の仕事で60歳を迎えると定年退職をします。
東京メトロ日比谷線で駅長として働いている石山浩治区長もその一人でした。

出典 YouTube

2017年3月、彼は多くの職員たちに囲まれてその職務を全うしました。

いつものように終電が運行を終えた後、残っていた作業をこなしていた石山区長。
すると駅中にある多数のモニターに突如映像が映し出されたのでした。
その映像を見た石山区長はその後涙を流しました。

突如モニターに映った映像を見て石山区長が涙を流したのは一体なぜなのでしょうか?
そしてそのモニターに流れた映像とはどのようなものだったのでしょうか?

石山区長が観たのは共に働いてきた仲間たちの映像だったのです。
自身への感謝の気持ちを添えたメッセージに心打たれた石山区長。
昭和50年からこの仕事に従事していた石山区長は関わり合った人も数知れず。
そんな仲間たちとの思い出を一つ一つ思い出していたのでしょう。

出典 YouTube

深夜、大勢の皆様から祝福され思いもよらぬ花束やプレゼントを沢山頂きどうしたら良いのか戸惑いました。
つりあう言葉が見つからなかったです。感無量。感謝、感謝でした。

このようなサプライズは人生初めてです。今までの会社人生で最高の時でした。その晩は興奮と感謝で眠れませんでした。
普段、駅の事務所で「私は全線で一番幸せな駅長だ!」と口癖のように感謝していましたがそれ以上の幸せを頂戴しました。

本当の幸せは「物や金では無い。人に思われることが幸せ」と強く感じました。「人は宝」ですね。退職後も出会う人を大切にしていきます。

こう語る石山区長。

出典 YouTube

サプライズの瞬間を「会社人生で最高の時」だったと自信を持って言っていました。
長きに渡って多くの人に笑顔を届け続けてきた石山区長。
こうしてサプライズをしてもらえるのは彼の人柄あってこそのこと。
多くの駅員から尊敬される駅長の退職はメトロにとっては大きな痛手になってしまうかもしれませんが、
その信念は後輩たちの手によって脈々と受け継がれていくことでしょう。

石山区長長い間、本当にお疲れさまでした。

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