「殴った翌日に花を買ってきた夫を許した結果、、、」←パリのDVポスターの結末に戦慄する
世界中でも大きな社会問題となっているDV(ドメスティックバイオレンス)。つまり、家庭内暴力のことですね。
配偶者や、親子関係で行われる場合が多いです。
ポスター
DVは大きな問題となっているにも関わらず、検挙されないケースが多くあります。検挙されないからこそなかなか解消されない厄介な問題でもあるのです。
今回、パリの警察署に貼られていたポスターが多くの話題を呼んでいます。
そのポスターの内容を紹介したのは、twitterユーザーの(@atsukotamada)さん。
パリの警察署に貼られていたDVのポスターの内容が忘れられない
御主人に殴られた翌日、御主人は花を買ってきました。
あなたは御主人を許しました。
再び殴られた翌日、、、
その内容をご覧ください。
パリの警察署に貼られていたDVのポスターの内容が忘れられない
御主人に殴られた翌日、御主人は花を買ってきました。
あなたは御主人を許しました。
再び殴られた翌日、再び御主人は花を買ってきました。
最後に殴られた日、友人全員があなたに花を贈りました。
その日はあなたの葬儀でした。— Atsuko TAMADA (@atsukotamada) 2016年5月16日
最後の一文にはゾッとしてしまいます。
これは確かに強烈なインパクトを残しますね。
サイクル
DVが検挙されない理由として大きいことは、被害を受けている人が被害届を出さないということです。
暴力を振るう人間は、一定のサイクルを繰り返すと言われています。つまり暴力を振るったあとに、急に優しくなる時期がくるのです。そしてまた耐えられずに暴力を振るってしまう。
被害を受けている人は、「優しい時が本当のこの人だ」と思い込んでしまうために、暴力を許してしまうことが少なくないと言います。
まさに、このポスターのような状況ですね。
しかしそのようにして暴力行為を許していると、いつの日かこのポスターの内容が自分の身に降りかかってくるかもしれません。
そうしないためにも、DVの被害に遭っている場合はすぐに周りの人や警察に相談をしましょう。