コブクロ小渕さんがサラリーマン時代の上司とのエピソードを披露 「すご腕」だったという彼に上司がかけた言葉が素敵すぎる!!

老若男女問わず支持され、その圧倒的な歌唱力で活躍するコブクロ。
そんなコブクロの小渕健太郎さんが5月21日に都内で催された映画「ちょっと今から仕事辞めてくる」の試写会に出席。
自身のサラリーマン時代を振り返り、その時の感動的なエピソードを語ってくれました。

当時20代だった小渕さんは関西でもすご腕のサラリーマンだったそうです。
そんな小渕さんは昼は普通にサラリーマンをしており、空いた時間で音楽活動をし始めるようになっていました。
ちょうどそのころ現在の相方である黒田さんと出会ったそうです。

「デキル営業マン」であった小渕さんが会社を辞めるといった時、
社内では必死に小渕さんを会社にとどめようとする動きがあったそうです。

支店長に辞表を出したら、もう2時間ぐらい説得された。
それでも「音楽をがむしゃらにやってみたい」といい続けていたら、そのかたも何もいえなくなって…。
でもですね、そこから、たらい回しですよ。偉い人に対面する連続でした。

来る日も来る日も説得を続けられた小渕さんでしたが最後に話し合いをしたのは、
日頃からとてもお世話になっていた上司でした。
そしてその人とのエピソードが小渕さんの人生を大きく変えることとなったのでした!

小渕さんが上司に対して、会社を辞める意思は固いこと、そして本当に申し訳ないという想いがあるという事を伝えると
上司からは予想外の反応が返ってきたそうです。

上司は小渕さんに対して突然年齢を聞いてきました。
小渕さんは意味が分からないまま年齢を答えます。
すると上司は自分が今占いにハマっていると言ったのでした!
そしてそのまま占いの本を見はじめ、今聞いた小渕さんの年齢を踏まえて運勢を調べ始めたのでした。
すると・・・

いま、平成何年だから…、えっとなぁ、おまえの運勢、人生最大の転機って出てるぞ。

なんとお世話になっていた上司はそう言って会社を辞める事、
つまり音楽活動の応援をしてくれたのでした!
きっとこの上司も小渕さんにやめて欲しくはなかったはずです。
しかし共に働いた小渕さんが決断したことだからこそ、快く受け入れ応援してくれたのでした。

当時の上司の発言について小渕さんはこう語っています。

僕が思うに、その方は別のことが書いてあっても、そういってくれたかもしれないです。
そのことは、謎なのですが、みんなに向かって「小渕のこと、これからも応援せーよ」ともいって、温かく送り出してくれました。

とても素敵な上司ですよね。
こんな人の下で働けたら幸せです!
本心ではなかったかもしれない。
だけどそれでも部下の意思を尊重して、背中を押してあげることが出来る人はそう多くはありません。
大活躍を続けるコブクロを支えているのはこの上司の優しさだったのかもしれません。

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