手話を使い自分の想いを伝えられるゴリラ 人類に向けて放ったメッセージに深く考えさせられる
動物と会話することができたらどれほど素敵なことなのだろう。
そんなことを考えたことがある人も多いのではないでしょうか。自分のペットなどと会話をすることができたのならば、更に日々が楽しくなるでしょう。
ところが動物は人間のように言語を喋ることができません。つまり、現段階では動物と会話をするということは不可能なのです。
しかし、意思疎通をすることならできる。それを証明したのは、ゴリラの「ココ」でした。
出典 dailymotion
ビデオメッセージ
ココは、世にも珍しい手話を操ることができるゴリラなのです。
パターソン博士というココの世話をしていた人物が、約1000語もの単語をココに教えました。ココはそれらの単語を手話で表して、人と意思疎通することができるようになりました。
そんなココが2015年11月30日よりパリで開かれたCOP21(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)にビデオでメッセージを送りました。
その内容には、ゴリラという種族の違う生き物からの警告として大きな注目を集めます。
その様子をご覧ください。
Koko the gorilla who can talk with humans 投稿者 espetaculo
私はゴリラです。
私は花であり、動物であり、自然です。
人間はココを愛している。
地球もココを愛している。
だけど、人間は愚かです。
ココは残念です。
ココは悲しいです。
時間は迫っています。
地球を治してください。
地球を助けてください。
急いで!
地球を守ってください。
自然はあなたを見ています。
ありがとう。
環境破壊が進むこの世界への警告に誰もが驚きました。
皆さんはココのメッセージを聴いて何を思ったでしょうか。