アザラシの赤ちゃんを袋に入れて持ち帰った女性 命を奪うその行為の意図に絶句
良かれと思ってやったことが裏目に出る。よくあることですよね。しかし、絶対にやってはいけないことをこの女性はしてしまいました。
アザラシの赤ちゃんが死んでしまう事故が起きてしまったのです。事件はアメリカのワシントン州のウェストポートにて起こりました。女性が港を歩いていると、ビーチにアザラシの赤ちゃんが一匹で横たわっているのを見かけたそうです。
彼女はそのアザラシを見て、親に捨てられてしまったんだと誤認してしまいます。そして彼女はそのアザラシを家に連れて帰ることにしました。彼女は持っていたトートバッグにアザラシを入れて家に連れて帰ります。
しかし連れて帰ってはみたものの、どうすれば良いのか全く分かりません。そこで近くのウェストポートアクアリウムという水族館に救助に来てほしいと電話をかけます。
すぐに水族館の職員が駆けつけました。しかし救助が来たときにアザラシは、生きてこそいたものの、もう弱り果てていました。アザラシは机の上に乗せられて、動きはとても鈍くなっています。
アザラシを無理に運んでしまったのが一因となったことは、火を見るよりも明らかです。
職員はそのアザラシをビーチに戻してあげようとしましたが、時間が経ちすぎていました。アザラシはもうほとんど反応が無く、助かる見込みはありません。そこで職員はある決断をします。
安楽死
そこで職員はそのアザラシを安楽死させることにしました。
このような悲劇は実はたくさんあるうちの一例に過ぎないそうです。
なぜこのような悲劇が起きてしまうのでしょうか。女性が良かれと思ってとった行動がひとつの尊い命を奪ってしまったのです。このような悲劇を起こさないためにも、我々はこの事件から学ばなければなりません。
野生動物を連れて行ってはいけません
野生は野生のままであるからこそバランスが保たれています。むやみに人間の手を加えることによって、悲惨な事件が起こってしまうのです。軽い気持ちでの行為が動物たちの命を脅かします。
少しでも多くの人がこの事実を認識するきっかけになることを願います。