【高校野球】沖縄県予選で驚愕の結末を迎えた試合が・・ ファンからは賛否両論

【まさかの結末・・】
浦添商業が逆転に成功した後の8回裏、小禄の攻撃中に雨が降ってきました。
無死一塁の状況でしたが、雨により試合は一時中断。しかし、その後も雨は止むことなく試合はコールドゲームが成立してしまいます。

8回裏の途中で試合は中断していましたが、高野連による大会規定により8回表と裏の攻撃は無効となり、7回裏が終了した時点でリードしていた小禄の勝利となりました。

せっかく逆転したのに敗退が決定してしまった浦添商業にとっては納得できない結果だったのでしょう。
雨の中キャッチボールを続け、試合ができると審判にアピールしていました。

その後、浦添商業の抗議は続きましたが試合終了が宣言されました・・

【野球ファンからは賛否両論】
ルールに従っているとはいえ、今回の試合結果に対してはネットで大きな話題になりました。

「こんな思いをする球児が二度出ないようにルールの見直しが必要だ!」
「できるならば両校の選手のために続けてほしかった・・」
「今回の結果はどうしようもない」

【敗戦を受け止め・・】

試合終了後、宮良高雅監督は選手たちに以下のように声をかけました

「理解や納得ができないのは分かるが、ルールは変えられない。ここまでルールを守って頑張ってきただろう」
「こんな形で試合が終わるのは悔しい。選手にとって理解や納得するのは難しいが、最後の最後まで力を出してくれた。誇りを持ってほしい」
沖縄タイムスより引用

浦添商業の選手にとっても、また小禄の選手にとっても納得のいく結果ではなかったかもしれません。しかし、彼らが勝利に向けて必死になってプレーした姿は多くの人の記憶に残る素晴らしいものだったと思います。

残念ながら敗退してしまった浦添商業の選手たちでしたが、次の日に行われた「那覇商業」対「小禄」の応援に駆けつけたそうです。
宮良高雅監督が言ったように選手たちの中で十分に納得できる結果ではなかったかもしれません。それでも、共に死闘を繰り広げた小禄のために応援に駆け付けた彼らは勝利以上の何かを手にしたのかもしれませんね。

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