なんと彼らは看守を銃殺するわけでも、そこから鍵を略奪して逃走するわけでもなく
自分たちのことなど考えず大声で助けを呼んだのでした!
無情なものですが助けに来た職員は、一度囚人たちを牢獄の中に戻し
取り急いで応急処置を施し、病院へと搬送しました。
対応しに来た職員が応急処置をしている間も
囚人たちは牢屋の中から心配そうに見つめていたといいます。
この一件は囚人たちの迅速な対応にも助けられて看守さんは一命を取り留め
程なくして現職に復帰できるレベルにまで快復してきているそうです。
囚人たちは一歩間違えていたら自分たちが脱獄と誤解されていたかもしれない状況。
その場合最悪その場で射殺される可能性だってなかったとは言い切れません。
しかし囚人たちの行動は犯罪を犯した人のものとは思えないほどの勇敢な行動でした。
罪を犯したことは消えない過去として残ります。
それはひがいに遭われた方がいる以上当然償わなければならないことです。
でも今回の行動は一人の人間として立派な行動でした。
過去にどんな罪を犯したかは知る由もありませんが、
これからしっかりと更生して犯罪を起こした過去を塗り替えるぐらい
立派な未来を作ってほしいと願うばかりです。