諸事情によってビールを飲めないとき、少し物足りないけれどもノンアルコールビールを飲む人はいるでしょう。
アルコール分がゼロなのにもかかわらず、ビールに近い感覚が味わえるとのことで、販売当初からかなりの人気を誇り、各社、その個性を打ち出しながら他社との差別化を図り、より美味しさを追求していますね。
そんなノンアルビールですが、日本人の我々であればまず、そんなことはしないといった行動を、海外から来た旅行客の方がしてしまうという事態が起きたそうです。
それはいったいどういう事なのでしょうか?
写真は国内大手のビールメーカー、KIRINが出しているキリンフリーという商品ですね。
たいていのスーパーマーケットやコンビニの棚に並んでいる、いわゆるごく普通のノンアルビール。
国が違うからといって味についても値段についても、文化圏の差というものが驚くほどあるようにも思えません。
今回の問題を引き起こしているのは、この写真の「FREE」という文字です。
というのも「FREE」という表示が、外国の方には「アルコール度数0%」でなく「無料」という意味になるからです。
そのため、無料だと勘違いした外国人がどんどん持って行ってしまったというわけです。
発売当初は、日本人でも「試供品」と勘違いした人もいたようですね。
ただ、「そっかぁ、外国人はわかんないもんなぁ~!」なんて悠長なことを言っていると日本人も痛い目に遭います。
こういった勘違いは、外国人だけには当てはまるものではないのです。なぜでしょうか。
「FREE」という単語を、外国人が「アルコール度数0%」と変換できなかったように、その逆もあり得る恐れがあるからなんです。
どういうものがあるのでしょう?