舞台はナイジェリア。その少年は黒魔術師だと罵られていました。
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ローベンさんという児童保護職員が飢えたその少年を助けました。彼女はナイジェリアにて八面六臂の活躍を見せているそうです。
彼女によると、路頭に迷った2歳児が食べかすなどを漁りながらなんとか生きながらえていたそうです。
ナイジェリアなどでは、黒魔術師などと勝手なことを言われて、路頭に迷う子供が後を絶たないのです。「家族の悪運はこの子が黒魔術師だからなんだ」と決めつけられてしまいます。そんな子どもたちのために、ローベンさんは慈善団体を創設しました。
その活動の一環として助けられた少年。彼女はその少年をHope(希望)と名付けました。
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「あなたはもうここにいなくていいのよ。私と行きましょう」と優しく声をかけます。
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ホープ君の体はやせ細り、あばらが浮き出てしまっています。
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立っているだけで大変なのか、よろけてしまう場面も見受けられました。
なぜ彼が「黒魔術師」だと決めつけられたのかは分かりませんが、彼が親に捨てられたことは明白です。このように自分の子どもなどを「黒魔術師」と呼んで捨ててしまうことは、悲しいことに世界中の後進国で見受けられるそうです。そうなってしまった子は周りからずっと蔑まれてしまいます。
ホープ君も今では順調な回復を見せていますが、ひとつ大きな懸念があるそうです。画像でごらんください。