「死ぬ暇なんてない」全てに貪欲な101歳の現役女性フォトグラファー・笹本恒子さんの生き方がカッコいい!

《30年以上続く「毎日メモ」》
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「興味を持つ事と探究心を忘れずに。好きなことをずっとやり続けると、ずっと元気でいられますよ」

そう話す笹本さんの毎日はとても規則正しい。
11時に就寝、5時起床。ヨーグルトドリンクで喉を潤し、目薬をさしてシャッキリ、そしてテレビの英会話で頭を起こしていくんだそうです。その後は、TVを見ながら「みんなの体操」をやって体を目覚めさせます。

そしてゆっくりと新聞の朝刊に目を通し、取材したい人や興味のある出来事をスクラップする作業に。好奇心レーダーがとらえたことであればなんでもメモして、スクラップして……。
虹が出たらその絵を描き、料理番組でいい献立があるとレシピをメモし、新しく覚えた英会話のフレーズや俳句や漫画を残しておく事もあるそう。
ちなみに英語は女学生の時に少し習っていたそうで、それからはずっと独学で勉強を続けているそうです。

《いつもニコニコ、哀しいときもニコニコ》
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笹本さんが出された本には、辛かったり苦しかったりする日々のことはあまり書かれていません。その理由を尋ねられると「だって人を傷つけることになるのが嫌ですから。愚痴なんて言ってもしょうがないでしょう?」と答えてくれました。

「いつもニコニコ、哀しいときもニコニコ。運も人も、明るいところに集まるのではないでしょうか」

そりゃあ、何度か死んじゃおうと思ったことはありましたよ。浮き沈みももちろん。
でも……自殺をするのは親不孝になる気がしたのよね、最後のところで。親からもらった命ですから。だから生きてきた。
そうしたら101年が経っちゃったわ(笑)

可愛らしい笑顔からは想像できないような、そんな悩みも抱えたことがあると告白してくれた笹本さん、実は写真家になったのは偶然だったというのです。

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