なんと小銭を恵んでくれと申し出たその男性からこんな言葉が出てきたんです。
「乗車券はどのくらいするんだい? 4ドル持ってるから、これをきみにあげるよ」
想像もしていなかった男性からの一言に一瞬困惑を隠せませんでした。
しかしどう考えても困窮した生活を送っている彼のお金を自分が受け取ることはできない。
そう考えたサンタナさんは心苦しくも男性のお金をもらうことを拒否しました。
すると心優しい男性は続けてもう一度確認してきました。
「本当にいらないの?これがあれば家まで歩かなくてもいいんだよ?」
何度断ってもサンタナさんのことを心配し続けてきたのでした。
しかしサンタナさんはカバンをもう一度よく探すと定期券が鞄の中にあることを発見しました。
そして男性に定期券があったからそのお金は受け取れません。と伝えました。
するとそこでやっと心配することをやめてくれたようでした。
この思いやりあふれる行動に心動かされたサンタナさん。
自分も何か彼にしてあげられないか考えた結果、サンタナさんは男性と写真を撮ることにしました。
男性にその旨を伝え、男性の名前を聞きました。
心優しい男性の名前はシーザーさん。
「あなたがどれだけ優しい人がみんなに話したいので、一緒に写真をとってもらえませんか?」
そう提案すると、快諾してくれたシーザーさん。
二人ともとても素敵なスマイルですね!
この一件にはとても心動かされたサンタナさんは自分のFacebook上でこの出来事について
投稿するとともにこの写真を添えました。
一連の投稿には沢山の称賛の声が寄せられました。
どんな状況でも相手を思いやる気持ちを忘れない。
基本のことですがなかなか実践している人は多くないはずです。
このエピソードを機に皆さんも自分の周りの人に感謝の気持ちを示してみてはいかがでしょうか?