5月31日は火星が地球に大接近!!過去10年間で一番近づく日
5月31日は火星が地球に接近する日だってことをご存じでしたか?
そもそも火星がどれか見ても分からないという人もいるのではないでしょうか?
火星は南側の空にあり、他の星と比較してひと際赤い輝きを放つあの星のことです。
よく「スーパームーン」っていう単語を耳にしますよね!
あれは月が地球に接近して最も近くなる時に使う言葉です。
今回のケースに当てはめてみれば「スーパーマーズ」になります。
因みにこの「スーパーマーズ」という言葉は実際に使われている言葉だそうです。
なぜ「スーパーマーズ」が起こるのか?
地球が太陽の周りをまわっているように火星もまた太陽の周りを周回しています。
地球がおよそ1年(365日)で1周するのに対して
火星は長く、およそ1年10カ月(687日)かかると言われています。
この公転の周期の違いが「スーパーマーズ」を生み出しているのです。
そしてこの地球と火星が接近する「スーパーマーズ」の周期が26カ月なのです。
観るうえでの注意点
流星群でもそうですが、星を見る上で大切なのは天候です。
しっかりと天気の良い晴れた日の日没後に見ることが非常に大事なポイントになってきます。
天気の悪い日に見ても霞がかってよく見えなかったり、思うような結果が得られないことがほとんどです。
今回の大接近は幸運にも天候の良い日が続いているのでくっきりとみることができそうですね。
しかもいつもの「スーパーマーズ」とは何かが異なっているらしいのです。
今回は大チャンス!?
しかも今回はかなり地球と接近するらしく、前回の「スーパーマーズ」時と比較すると、およそ1700万㎞も近くなるとのことです。
これは過去10年間で最も接近する距離であり2005年以来の接近度合いだそうです。
つまり今回は肉眼でも相当大きく目視することが出来、ここ何年間かで1番の見やすさになる模様です。
日没してから南東の空に赤く光っているのが火星ですので、ぜひいろいろな星を見ながら探索してみてください!
「スーパーマーズ」は今日の1日だけしか見れないというわけでは無いので、友人や家族、恋人と一緒に
見やすい場所や、見やすい天候の時に見るようにしてみてください。
この機会を逃すと次に大きく目視できるのは10年先になってしまうかもしれないので、
今回の「スーパーマーズ」を是非満喫してください!