サーカス団からの虐待を受けたトラ 毛も抜け落ちていた姿が8カ月後見違えるほどの姿に!

Hashでも何度も取り上げてきた動物の虐待の問題。
人間の欲望を満たすためだけに野生の動物がその生活を剥奪され、
最悪の場合死に至ってしまうなんていうケースを多々見せつけられてきました。

とあるサーカス団で飼われていた生後9か月のベンガルトラ。
名前は「アーシャ」。
アーシャは生まれつき体が弱く体重は13㎏程しかなく同世代のトラと比較しても
1/4ほどしか体重がない状態でした。

どう見たってこのアーシャは病気をもって生まれたことは間違いありませんでしたが
アーシャを飼育していたこのサーカス団は彼に対して適切な治療を施しませんでした。
それにより次第に病状が悪化していたアーシャ。
このままでは生命の危機にも繋がりかねません。

出展 sunny skyz

そんな時たまたまテキサス州の動物保護センターがアーシャに関する情報を入手し、
彼女を救出することに成功したのでした。

動物保護センターの名前は「In-Sync Exotics Wildlife Rescue and Educational Center」。
この団体がアーシャに関していろいろと診察したところ彼女は白癬という名の皮膚病にかかっていたことが判明しました。
このまま放置するとどんどん悪化していくことは間違いなく、
同センターはアーシャに対して薬を溶かした風呂に入れて治療する薬浴という策を取ることにしました。

しかしこの薬浴をアーシャは忌み嫌っていました。
何度も何度も逃げられる状況が続きましたがそれでもセンターの職員たちは
懸命にアーシャを薬浴させ続けました。

そんな甲斐あってかアーシャは8か月という日々を経て次第に本来の姿を取り戻しつつありました。
見違えったアーシャの姿をご覧ください!

出展 sunny skyz

最初に職員たちが見たアーシャとはまるで異なる姿に一同も驚きの表情を浮かべていました。
アーシャはこの期間にすっかり水遊びが好きになっていき、
あれほど嫌っていた風呂にも好んで入るようになっていきました。
ひとえに職員さんたちの努力の賜物であるといえるでしょう。

出展 sunny skyz

その後職員たちの紹介によって最愛のパートナーにも出逢えたアーシャ。
順調に成長していき今ではお風呂の時間がとっても楽しくなっているそうです。
アーシャには今までつらい思いをしてきた分、これからは人一倍楽しく暮らしてほしいと心から願っています!

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