ブラジルのリオデジャネイロで4年に一度のオリンピックが始まり、各競技で熱戦が繰り広げられています。そんな中、日本勢もメダルを獲得するなど、異国の地で大活躍を見せています。
体操男子団体、アテネ大会(04年)以来、12年ぶりの金メダル!
日本体操男子団体決勝金メダル🇯🇵🏅
おめでとうございます🎉1.日本
2.ロシア
3.中国 pic.twitter.com/qEV0F51F7H— sayaka (@saya_happytoy26) 2016年8月8日
南米大陸では初めての開催となった今回のリオデジャネイロオリンピックで、日本時間8月6日午前8時にマラカナン競技場で行われたオリンピック開会式の演出が実は話題を呼んでいます。
その演出は、ブラジルの歴史や国家の成り立ちを表現するものでした。その演出を務めたのは映画『シティ・オブ・ゴッド』の監督でも知られるフェルナンド・メイレレスさんでした。
彼はこの開会式を通して、「平和や友好のメッセージを伝えたい」という思いがあったそうです。
その思いを叶えるために、なんと、広島に原爆が投下された日本時間8時15分(現地時間20時15分)に合わせ、開会式で1分間の黙祷をする提案をします。
ただ、これは政治的行動に当たるとの判断で、国際オリンピック委員会からは反対を言い渡されてしまいます。というのも、開会式では、いかなる国の扱いも差があってはいけないからです。
反対を受けてしまったフェルナンド・メイレレスさんは、違う方法で「平和のメッセージ」を伝えることにしました。
多くの日本人が感動したその方法とは一体何だったのでしょうか?次のページで、気になる開会式の様子をご覧ください。