原因不明の病に身体がいうことをきかなくなった彼女は、発症から10日間以上動くことすら全くできませんでした。しかし、そんな彼女の病床を1人の看護婦さんが励まし、応援してくれました。
その看護婦さんは彼女のことを気遣い、辛い治療や闘病に必要な勇気を与えてくれたまさにその人でした。おかげで、彼女は前をむくことができたのでした。
そのお礼が言いたい。
そう強く思っていた彼女は、車いすで真っ先にその看護婦さんのもとに向かったのです。
ベイリーちゃんは、看護婦さんの気遣いや励ましに恩返しがしたいと考えていました。
その「恩返し」はまさに最高のサプライズになったのでした。
その様子を映した動画があります。ぜひ、ご覧ください。
会っただけでも嬉しそうな看護婦さん。
しかし、なんとベイリーちゃんは車いすから立ち上がったのです。麻痺が治り、しっかり立てるようになっていたのです。これを見た看護婦さんの悲鳴にも似た歓喜の声に、二人の絆がどれだけ強かったのか、わかります。
まさに看護婦冥利に尽きる、というのはこういうことを言うのかもしれません。
サプライズをしたベイリーちゃんも、こんなに喜んでくれるなんてと思ったことでしょう。
大人への治療と違って、子どもの場合は、本人が落ち込まないような精神的なケアも必要になってくるため、非常に難しいと言われています。そんな彼女の闘病生活に光を差すことはとても困難なことだったと思います。それを成し遂げた看護婦さんの努力と執念ですね。
日本は、従業員が患者全員に対応できないくらいに、人員は少なくなってきていますが、こういった心ある対応がなくならないように願いたいです。