白い袋の中にいたものを見たとき思わず息を呑んだ ”悪魔のような行動”が生み出した結果に考えさせられる・・

コロンビアにある動物保護団体Juliana’s Animal Sanctuaryの創設者の妹の女性は
外で鶏に餌をやっていると見覚えのない一匹の黒い犬を発見しました。
職業柄自分たちが面倒を見たことのある動物たちのことは覚えていましたが、
この黒い犬は見ること自体初めての犬でした。

不審に思った女性は近くにこの子と同じような子犬がいるかもしれないと思い周囲を探索。
すると白い袋を発見したのでした。

出典 Facebook

同様に見覚えのない袋を恐る恐る開けてみると中にはとんでもないものが入っていました。
あまりの光景に女性は一瞬言葉を失ってしまいました。
その中身とは一体何だったのでしょうか?

袋の口は強く縛られていました。
開けてみると中にはなんと生後1か月ほどが経過しているであろう黒い子犬が3匹入っていたのでした。
こんな小さな袋の中に明らかに悪意を持って入れられた子犬たち。
発見した段階で既にかなりの脱水症状を訴えており、栄養もろくに取れていない状態でした。
そして何よりひどかったのは体中がノミで覆われていたということでした。

この犬たちの命を考えずにゴミのように捨てていることは明らかでした。
「一刻も早くこの犬たちに適切な処置を施さないと」そう思った女性は早急に
この子犬たちを動物病院へと連れていきました。

出典 Facebook

ノミの駆除と予防接種などの処理が行われ、次第に体調が回復していった子犬たち。
酷くお腹が減っている様子であることを除けば健康体と言えるほどにはなっていました。

創設者のジュリアナさんは、

「確かなことではないけれど、たぶんこの近くに住む人の誰かが子犬たちを投げ捨てたのだと思います。人間は、時々、悪魔みたいな行動を動物たちにしてしまうのです。」

と語っています。
悲しい事ですが実際に無慈悲にもこんなことを平気な顔してできる人がいるのです。
コロンビアの首都だけでも1,300,000 以上犬が飼い主に捨てられているそうです。

Juliana’s Animal Sanctuaryはほぼすべての捨てられた動物や恵まれない動物たちを保護しています。
そのことを逆手にとって毎日ここに動物を捨てに来る人が後を絶たないそうです。
命を簡単に捨てるというこの行為。
自分が親に捨てられたらどう感じるのか?
この話にはもう一度「命」の大切さを考えさせられるものでした。

関連記事

広告を表示できません。