「様」を付けて呼んだら患者さんの態度が横柄に・・・?とある新聞の投書が話題に

サービス業の社員教育や、クレーマーの常套句として多く用いられる言葉、「お客様は神様です」。

元々は、演歌歌手の三波春夫さんが、客席にいらっしゃるお客様を神様と捉えて最高の芸をお見せする、といった意味で仰った言葉だそうです。

最近では、このフレーズの勘違いにも見られるように、サービスを受ける側としての態度をはき違えている「お客様」が増えているように思われます。

そんな状態が浮き彫りになったとも言える出来事を紹介したいと思います。

では、こちらの朝日新聞に掲載された記事に関するツイートをご覧ください。

呼び方が「さん」から「様」へ変わる、たったそれだけのことで患者さんの態度が横柄になる。これは、サービス業がお客さんに対して丁寧に対応しようとし過ぎた結果、横柄なクレーマーが増えてしまっているという現状を如実に現わしているのではないでしょうか?

このツイートに対する様々な反応をご覧ください。

サービスを提供する側が利用者を「お客様」扱いすることは、もしかしたらサービス自体の価値を自ら低下させることになり、利用者の質が低下する原因になるのかもしれません。

こういった事例をきっかけに提供者と利用者が互いを尊重しあう環境が作られていくようになると良いですね。

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