アメリカで悲惨な事件が起きました。
発砲事件
6歳のジェイコブ・ホール君は学校の校庭で先生や他の生徒たちと一緒に遊んでいました。すると、14歳の少年が突然小学校に入り込み銃を発砲しました。
その弾は唯一ジェイコブ君に当たり、ジェイコブ君は病院に運ばれます。数日間意識不明の重体が続きましたが、病院で死亡が確認されました。
犯人の14歳の少年は自分の父親も銃殺していたと報道されており、警察に捕えられています。
ジェイコブ君の葬式
ジェイコブ君の葬式には、1000人以上もの人が集まりました。しかし、お葬式に来る人はみんなコスチュームを着ているのです。
これは、ジェイコブ君の両親のお願いだったのです。ジェイコブ君は、スーパーヒーローになりきることが大好きでした。ジェイコブ君がきっと喜ぶだろうと、来る人に「スーパーヒーローの恰好をして、彼の命を称えてやって欲しい」と頼みます。
来場者は、快くその申し出を受け入れたのです。
以下はその様子です。
いかにジェイコブ君が周りから愛されていたかが分かります。本当に優しい少年だったようです。
こんな尊い命を奪った犯人が許せません。
しかし、ジェイコブ君の両親はコスチュームとは別に、もう一つのお願いを訪問者のみんなにしました。それは驚きのお願いだったのです。
許してあげて
ジェイコブ君の両親は、葬式に来た人たちに「犯人の少年を許してあげるという意思を尊重してほしい」と語ったのです。
その理由はこのようなものでした。