口内に異変が起きて群れから孤立したライオン 獣医はその口の中を見て絶句した
動物保護地区にて暮らすライオンたちの中に、いつもイライラしているライオンがいました。
その名もアスラン。
野生のライオン
あくまで野生の中で保護されているライオンたち。動物園とはわけが違います。
保護する職員と、ライオンたちは特別な絆で結ばれています。
アスラン
アスランは9歳の白ライオンです。すこし気難しい性格をしています。アスランは犬歯を折ってしまってから更にその性格を悪化させているそうです。
アスランの歯の状態はとてもひどいものでした。
ライオンにとって歯が健康な状態にないことは、もはやライオンであると言えないくらいのことなのです。
群れからも孤立するようになってしまいました。
ケビン・リチャードソンさんは、
アスランは猫になってしまった。
と語ります。
手術
歯の痛みは、慢性的なものです。常にその痛みがアスランを苦しめています。
そこから救ってあげるために、アスランの手術をすることにします。
この手術は、必要な器具を全て現場に持ち込み行われました。
その手術結果やいかに、、、
手術は見事に成功しました。最初は2本の歯だけを治療する予定でしたが、思ったよりも状況はひどいものでした。最終的には4本の歯を治療します。
長時間に及ぶ麻酔の影響も心配されましたが、無事アスランは回復していきます。
アスランは再び群れへと馴染むようになりました。
また、まわりのライオンたちも彼が帰ってきたことを嬉しそうにしていたといいます。
それでは、動画でご覧ください。
(なお、手術中の描写には血が流れたりするなど、過激なシーンがあります。閲覧の際にはご注意ください。)