犬をのりで固めて動けなくした子供達 1匹の命を危機にさらしたその行為の意図に絶句
「パスカル」と名付けられたこの犬は、いったいどうしてこんな姿になってしまったのでしょうか。
子供達の意図
パスカルに付着しているものは、接着用の「のり」なのです。子どもたちにのりを付けられて、動けなくなってしまいます。なぜこの子供たちはこんなことをしたのでしょうか。
それは、
「ただ楽しそうだったから」
ただ楽しそうだったからという理由だけで、この犬はひどい苦しみに遭わなければならなかったのです。
この子供たちはパスカルにのりをつけているときに、何も感じなかったのでしょうか。のりは次第に固まっていき、パスカルの動きを鈍くします。いよいよ身動きが取れないほどまでに固まった状態でパスカルは発見されました。そののりは、カチカチに固まっていたようです。
この保護職員たちは、すぐに病院へと連れて行きました。
緊急治療
すぐにパスカルの治療が始まります。パスカルの状態は一刻を争いました。のりはもはや洗い落とせる状況ではありません。そこで、パスカルの毛を刈り取ることにします。肌を傷つけることのないように細心の注意が払われながらの作業でした。
すべての毛が刈り取られた時のパスカルの表情は恐怖に怯えているように見えます。
パスカルは、伝染病などは抱えていませんでしたがひどい栄養失調の状態でした。もちろん、肌の状態は最悪です。人間に怯えているのか、治療の直後ではパスカルの体は小刻みに震えていました。
今では優しい人たちに囲まれてケアを受けるパスカル。まだ怯えたような表情はほぐれないですが、どうかこれからは幸せに暮らしていって欲しいです。
その様子を収めた動画がこちらです。
今回の行為は、子供だからといって許される行為ではありません。子供たちがこういった愚かな行為をしない、常識のある人間に育てていくのも大人の役目なのかもしれませんね。
みなさんはこの事件について何を思いましたか?