気分はまるでジブリ!池の中にそびえ立つ不思議な樹木の数々に思わず目を奪われる

冒頭の画像を見て驚かれた方も多いのではないでしょうか?
この幻想的な景色は実は日本にあるスポットなんです。
これは九州大学が所有している演習林の一部で「篠栗九大の森」と呼ばれる森の中にある鎌田池です。

かなり不思議で幻想的な光景ですがその中でも際立っているのがこの木だと思います。
この見慣れない木は北アメリカ原産の「ラクウショウ」という種の木で、
本来湿気のない場所ではうまく繫栄していかない木でも楽々生きていける少し変わった種なのです。

根が沈んでしまうような場所でどうやって空気を取り入れているのでしょうか?
それには秘密があったのでした。

これは根が池の中に沈んでしまっても空気を取り入れることが出来るように
「ラクウショウ」が独自の進化を遂げたものなんです。
画像のたけのこのようなモノが「気根」と呼ばれるもので、これを通じて空気を取り入れているのです。

日本原産ではないこのラクウショウを生態研究用として植林したのがこの鎌田池なのです。
最初は背丈も小さかったこの池が今では冒頭の写真のように大きく神秘的な姿になっています。

美しい姿に思わず目を奪われてしまいましたね。
時期によっては根が冠水しているのを見ることができない事もあるので
皆さんも観に行かれる際には事前に情報をチェックしてから行ってください!

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