緊急地震速報・ポケモンGO・ブラック企業…思わず共感してしまうネットに投稿された「いまの日本に思うこと」
日ごろ思うことは、誰にも、そしていくつもあると思います。
今回は「地震速報の音」や「ポケモンGO」など、世間でいろいろとにぎわせている事態に対して、
ネットに投稿された「今の日本について思うこと」を紹介しましょう!
◎博多駅前の道路陥没事故
博多の道路陥没事故、地下鉄工事が原因だったのか。そしてその工事の作業員が、このままだと陥没すると判断し警察に通報、通行規制が行われ、その後陥没・・・奇跡の死傷者0ではなく、優秀な危機管理能力のなせた業だったのな。問題は起こる時は起こる、その時にどう動くか・・・その如実な例だね。
— SOW@新刊五巻発売中!! (@sow_LIBRA11) 2016年11月8日
最近は、中国や韓国の失策を引き合いに出して批判してきたネット風潮の日本でしたが、問題はどこでも(どの国でも)多かれ少なかれ、大小起きるものです。
大事なのは、起きた事態に対してどう対応するかですよね。
ましてや今回は、工事の作業員の方が事前の異変(水が噴出してきたこと)に気付き、即刻現場を封鎖したことで死傷者が出ませんでした。
私利私欲などの邪魔な感情を捨て、より正しい判断を下した作業員こそ「不幸中の幸い」をもたらした張本人ですね(‘Д’)!
◎ポケモンGOへの規制
ナイアンティック社に「運転中はポケモンGOできないようにしてくれ」って言うの、ミズノに「バットで人を殴れないようにしてくれ」って言うのと同じで悪いのは使い方間違うユーザーなんだよな
— はっちぇんこ (@Hatchenkov) 2016年11月4日
「(ミズノに)バットで人を殴れないようにしてくれ(と頼む)」と同義であるというのは、若干言いすぎかと思いますが、ポケモンGO自体が悪くないというのは、うなずける気がします。
インターネットがこの世に登場して以来、ネットは世の中にたくさんの恩恵をもたらしてくれましたが、それと同じくらい弊害も看過できないほどにたくさんあったと思います。
ポケモンGOに関しては「使う人もマナーが悪い」ことに尽きるでしょうが、
ネットの使い方をよく知らない人が使いこなせるかのように使っていることを問題視すべきでしょうね。
現代の「ネット」は、形は違えど自動車と同じように思えます。「便利だけれど、凶器にもなる」。
自分も気をつけたいですね\(-o-)/
◎人生の選択肢
「受験に失敗して首つり自殺」みたいな話を聞くたびに、人生にはたくさんの選択肢があることを子供に教え続け、また、そのどれを選んでも尊重するよという姿勢を見せることが親にできる唯一の回避法なのかもしれないと思う。
— 深爪@初紙書籍「深爪式」絶賛発売中 (@fukazume_taro) 2016年2月20日
親(だけでなく人間)は誰しも、自分の価値観の中で世の中が収まってほしいものです(と考えがちです)。
ましてや、自らの子どもとなれば、自分と似たような境遇に寄せたがるのは必至なことかもしれません。
そう考えると、選択肢を狭めがちな日本社会では「相手を尊重する」ことはなかなかに難しいことなのかもしれません。
◎緊急地震速報
やっぱり地震速報の例のあの音は精神的にクるので(携帯のキュインキュイン音)、日本人的にハッとさせられてまずは身を守る行動に移しやすい音として法螺貝の「ブオォ〜!ブオォ〜!」とかに変えてくれないだろうか。
あの甲高い音はちょっとトラウマだったりする。— キュアカイシャイン小鳥遊 (@taka_nashi) 2015年5月25日
確かにびっくりしますよね!と同時にちょっと身がこわばってしまいそうなのもわかります。
でも、それが「狙い」でもあるわけなので、しょうがないかもしれません!
それにしても、法螺貝(ほらがい)を着信音にというのは考えましたね(笑)
ただ、街中で山伏(やまぶし)が法螺貝を吹いているように聴こえちゃうので、
「ここは東北の山中か!?」となりそうです(笑)!聞き慣れるまでに時間がかかりそうです(*’▽’)
◎ブラック企業
ブラック企業のパワハラでズタボロにされて無職になった友人を半年くらい自宅に住まわせてたことあるんだけど、彼が転職後に超大成功してるのを目の当たりにしてるからほんと人間は環境次第だと思ってる。ここで通用しないとどこでも駄目なんて馬鹿な話は無い。
— イシガキタカシ@土曜A24a (@IshigakiT) 2016年11月4日
「ここで通用しないとどこでも駄目」なんていうのであれば、「適材適所」という言葉は意味をなしません。
しかも、それを言ってのける人物(部内の上司あたりでしょうかね?)は、その会社のことしか知らないので、他を知らない人がよくそんな明解な判断ができるなと思ってしまいますね。
ブラック企業に勤めているのなら、“外の世界”にいる人にいろいろと訊いてみましょう!
おかしな点がいくつも見つかるかもしれません。
◎高齢社会
私が子供の頃、60歳は立派なお年寄り。三十代の息子の嫁が世話をした。そして70歳まで生きる人は少なかった。だから40歳までに介護もおわった。ところが今は60歳前後で親世代の介護やら孫の世話のお手伝い。80歳なんてザラ、90歳まで生きて不思議でない。考え変えねば生きられない。
— ミゾイキクコ (@kikutomatu) 2016年11月9日
日本経済もすでに全体が右肩上がりの時代ではありません。
好況な業界もありますが、不況な業界もたくさんあります。
テレビのニュースでは人口が減りました、労働人口も減っていますといった情報は流しますが、自分たちの親の面倒まではもちろんしてくれません。
しかし、それすら自分たちの手で満足に出来なくなる時代になってきました。
このユーザーさんが言うように、一人ひとり(とくに昭和時代を生きてきた人たち)が意識を変えるところから始めなければ、自分たちの子供や孫たちに面倒をかけることになってしまうかもしれません(´・ω・`)
◎戦争をしない方法
「鬼畜米英」と教えられ日本のために死んで行った多くの命がある。しかし敗戦すれば今度はその鬼畜だった国と同盟を結ぶのが国際社会だと言い出し、次は「鬼畜中韓」ということか。どの時代にも戦争を喜ぶ狂った連中は次々に湧いてくる。自身で歴史を学ぶしか対抗策は無い。
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2016年11月9日
一時の感情に任せて、とんでもない判断を下してしまうことで、意外と戦争は起きてしまうものです。
上記の「戦争」の部分を「けんか」や「仲違い」に変換しても成り立ってしまうことがまことに怖いところです。
それほど、戦争は身近なことが意外と影響しているということなのかもしれませんね。
このユーザーさんが言っている通り、戦争を起こさないためには「歴史を学ぶこと」に尽きると思います。
もれなく悲惨な事実を刻んできた戦争の歴史を「知っていること」が「戦争をしたらダメだ!」という判断に繋がるんだと思います。
機会があれば、戦争を経験した世代(だいたい75歳以上)の話を聞くことで、その悲惨な歴史の生々しさを感じることができると思います。
いかがでしたでしょうか。
「いまの日本に思うこと」は、読んでいただいたみなさんそれぞれで、ここにあるものより他にたくさんあると思いますが、それについて真剣に考える“余裕”や“ゆとり”が、いまの日本にはないように思えます。
みなさんは、いまの日本にどんなことを思いますか( `ー´)?