真っ白な雪原と真っ黒な木々を模したアートの幻想的な美しさに圧倒…しかしそれで驚くには早かった!

ぱや(@arakihaya)さんは、茨城県日立市をはじめとする6市町で開催されている展覧会『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』に訪れたときのことをTwitterでリポートしてくれました。

この『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』では、茨城県北部の土地が持つ風光明媚な魅力を伝えようと、様々なアートが展示された展覧会です。

そこで目にしたある芸術作品について、

「ヤバかったので見てください」

とツイートし、写真も併せてアップしてくれました。


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)

雪原に真っ黒な木々が林立(りんりつ)しているようで、

なんとも幻想的ですが、それでいてちょっと不気味な風景。

木々たちの影が長くのびていて、この世のものとは思えない雰囲気を感じさせます。

広い体育館一面に、この“景色”を作ったというだけで素晴らしいと言いたいところですが、

しかし、これだけで終わらないのが「芸術」です。

ぱやさんは、この大きな作品の周囲をぐるっと回ってみることにしてみました。

そうして、ぱやさんはこの作品に“裏切られる”ことになったのです。

体育館ぐるっとまわってみて、気付いたことがありました。

(あ、この作品…)

そうです。

雪原のような白と、造られた木々の黒。

作品に込められた“色”は、それだけではありませんでした。

それは、作品の周りを少し歩くだけで、如実に理解できました。


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)


(出典 Twitter)

見る位置を変えるだけで、印象も、色合いも、そして雰囲気も、すべてをガラリと変わってしまう作品。これぞ芸術、アートと言えるようなモノでした。

展示会場である体育館の入口から見たら、ぱやさんの言う通り「金属を細かく造ってるんだ」と思うだけですが、反対側から見たら、こんなにもカラフルに輝く“森”になっているとは気づきませんよね!

この作品は、ザドック・ベン=ディヴィッド氏によって造られた『ブラックフィールド』という作品。
視点によって変わっていく草花の姿が、自然に対する様々なことを想起させるようなトリックになっています。

この『ブラックフィールド』という作品を含め、様々なアート作品を展示している『KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭』は、11月20日まで開催中!

興味のある方は一度、お早めに足を運んでみてください!

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