バスに乗り込み、終点になっても降りずに何か怯えている様子の犬　この犬の正体を知り誰もが驚いた

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8年前

カテゴリー: Animals

ロンドンの市街でバスのドライバーをしているポールさん。ポールさんはおかしな体験をしました。

バスに乗る犬

２人の男性が犬をバスの中に連れてきました。その時はまだ、ポールさんも何も意識していません。しかし次の瞬間おかしなことが起こるのです。

先ほど乗ってきた２人組の男が犬を連れずに降りてしまいます。いったいどういうことなのでしょうか。他に知り合いでもいたのでしょうか。そこでポールさんはバスを一時停止させて乗客に聞きました。

誰か後ろの席にいる犬を飼っているのかい？

しかし誰からも返事はありません。しかしこのバスはまだ先に進まなければなりません。どうすることもできないので、ポールさんはその犬をバスにそのまま乗せておいてあげます。

誰も名乗りをあげなかったことを考えると当然なのかもしれませんが、その犬はとうとう終点までバスに乗ったままでした。

ポールさんがその犬の元まで行くと、その犬は小刻みに震えているのです。まるで何かを恐れているように。

この犬はどんどん精神的に追い詰められている様子です。なでてあげてもその震えは止まりません。その犬の振る舞いから、とても賢い犬だということが分かります。

ポールさんはその犬を家に連れて帰り、面倒を見てあげようとしました。しかし、会社にその報告をすると認められませんでした。もしその犬が病気などを持っていて、ポールさんに何かあった場合は会社の責任になってしまうからです。

結局この犬は専門の機関に引き取られることになります。

それを待っている間もこの犬はそのバスの座席からまったく動こうとしませんでした。

そこでポールさんはドッグフードを買ってきてあげて、保護団体が来るまでそばにいてあげました。

しかし、物語はこれだけでは終わりません。なんとこの犬の飼い主が見つかったのです！！

それは２人組の男だったのでしょうか。それとも別の人物なのか。そして、この犬は何に怯えていたのか。

それはポールさんの功績によるものでした。ポールさんはその犬のことをSNSで呟くと、大きく拡散されていきました。

すると一本の連絡が入ります。

なんとそれは飼い主からの連絡でした。

この犬の名前はボストン。なんと、ボストンは散歩中に２人組の男にさらわれてしまったのです。

なぜその男たちがボストンをバスの中に放置したのかはわかりませんが、ボストンはその恐怖で震えていたのです。

飼い主のリューバックさんは涙をにじませてこう語ります。

必死で探したのにどこにもいなかったの。またこうして会えるなんて本当に嬉しいわ！！

またこうして再開することができて本当に良かったですね！ポールさんの優しさが起こした奇跡の物語でした。