海上の白いゴミを見て漁師は思わず海へダイブ!!ゴミに見えたものは実は・・・
各地で取りざたされるゴミのポイ捨て問題。
その場所は際限なく拡大していると言えます。
世界遺産になっているような観光名所でも残念ながらポイ捨て禁止の看板を見かけることがよくあります。
言うまでもなく綺麗なところだから捨てるべきではないというわけではなく、
外観が美しくない場所であっても自分のゴミは自分で処理するべきであるということです。
自分の家に勝手に誰かのゴミが放り投げられたらいい気分はしませんよね?
そしてこのポイ捨ては地上だけには留まりませんでした。
パキスタンのカラチ沖にもゴミが大量に捨てられていました。
見慣れた光景に漁師たちも次第に驚かなくなっていきました。
そんな中漁師の一人アミール・ラヒムさんは浮かぶゴミの中に何か違和感を感じ取りました。
注視してみてみるとゴミだと思われたそれは明らかに動いていました。
そしてその物の正体が分かるとアミールさんは我を忘れて海へと飛び込んでいきました。
アミールさんが海の上に浮かぶその白いゴミを確保し、
船内で網状に包まれたゴミを丁寧に開けると
中から出てきたのはなんと・・・
白いゴミに思われたその正体は”カメ”だったんです。
カメを安全にその網状の袋から取り出す為、アーミルさんはナイフを取り出し
カメの体に常に気をかけながら慎重に網から脱出させました。
不幸中の幸いとでもいうべきでしょうか?
カメには目立った外傷もなく嬉しそうな表情を時折見せ、
アーミルさんの手によって雄大な自然の海へと旅立っていきました。
今回のケースはたまたまカメに傷が付いていなかったからいいものの
人間の身勝手なポイ捨てが動物たちの命を掠め取っていくこともあるのです。
環境汚染の問題を引き起こすことにもつながりかねないポイ捨ての問題。
ポイ捨てがどのように動物たちに作用していくのか?
以下の動画を見て考えてみてください!!
最近ますます暑くなってきておりいよいよ夏本番といった感じが出てきました。
これから川や海へと繰り出す人も多いと思いますが、
自分のゴミは持ち帰り、環境を汚すことの無いように気を付けてください。