それは、最後のお弁当と一緒に添えられていたお父さんからの手紙からも十分に窺い知ることができます。
(出典 Twitter)
みーちゃん 3年間パパのお弁当を食べてくれてありがとう。
この写真はね、みーちゃんが高校に入って初めて作ったパパの手作り弁当だよ!
気持ち悪いね(笑)でも、3年間作っていたら、だんだん上手になった。
みーちゃんは、たとえまずくても、マズイって言わなかったね。
たまにお腹が痛くなったり、腐ってたり、友達からおかずもらったり、本当にゴメンネ。最後は精一杯頑張って作ってみました。
大学からは学食かな?
たまにはまたパパのお弁当食べてね。3年間ありがとう。そして大学おめでとう。
自分が作る、不出来なお弁当を我慢して食べてくれたことへの感謝の手紙でした。
この手紙を読み、お父さんの気持ちに初めて気づいたみどりさんは、号泣してしまったといいます。
お父さんからの想いに堪え切れなくなってしまい、みどりさんは再びツイートにそのときの心情を残してくれています。
(出典 Twitter)
「パパのお弁当はせかいいち。」
みどりさんの、お弁当を毎日作り続けてくれたお父さんへの想いがあふれた言葉でしょうね。
まさに、お父さんにとってもこの上なく嬉しい言葉だったのではないでしょうか。
3年という時間の中で、みどりさんは高校生活を通して少しずつ成長していきいました。
しかし、成長していたのはみどりさんだけではありませんでした。
お父さんもまた、お弁当を作ることを通して、娘と一緒に“成長”していたのです。
そして、その“成長”は驚くべきものでした。
一番最初に作ったお弁当と、最後に作ったお弁当を見比べたとき、その“成長”は手に取るようにわかりました。