インドネシアにあるスラバヤ動物園という場所は「死の動物園」と呼ばれていました。なぜ死の動物園と呼ばれているのでしょうか。そこの動物園の実態を知った時に、あなたは憤りを隠せないでしょう。
※以下、ショッキングな画像を含みます。閲覧する際には注意をお願いします。※
劣悪な環境
かつてはこの動物園にも美しい光景が広がっていました。しかし、驚くことにここの動物園の管理人や職員はなんの資格も持っていなかったのです。何の知識もなく、動物への愛も無い職員たち。そんな人達がただ商業の目的だけで動物園を運営すると、ここまで劣悪な状況になってしまうのですね。
このトラは、ほんの小さな肉片しか与えられていません。
様々な動物が苦しんでいます。
ここの動物園では毎月何頭もの動物が死んでいます。十分な食事も与えられない。病気になっても治療をしない。劣悪な環境で何匹もの動物が苦しみながらこの世を去っていったのです。
このやせ細り、骨ばっている動物はラクダです。飢えに苦しんでいるのは火を見るよりも明らかです。
この「死の動物園」は2010年から国の管理下に置かれることになりました。しかし、そのことにより状況は更に悪化してしまいます。
いったい何が起きたというのでしょうか。