禁じられていた大統領のサイン 何とかしてサインをもらおうとイチローの取った作戦がうまい!!
2009年に行われたメジャーリーグのオールスターゲーム。その時の始球式を務めたのは、オバマ前大統領でした。
その試合後に、イチロー選手とオバマ選手が会話をするシーンがありました。
作戦
以前からオバマ前大統領のことが好きだったというイチロー選手。オバマ前大統領と話す機会があるということで、イチロー選手は試合前にこう語っていたそうです。
「ワッツアップ(元気?)ぐらいは言いたい」
そんな調子でオバマ前大統領に会おうとしていたイチロー選手。彼は大胆にもある作戦を練っていました。
その作戦とは、サインをもらう作戦です。
その時、オバマ前大統領にサインを求めることは禁止されていました。何人もの選手が大統領のサインをもらいに行くと、時間もかかるし負担になると考えられたためです。そんな状況にも関わらずサインをもらう作戦を考えるイチロー選手。さすがですね(笑)
その行動とは、、?
さて、実際にオバマ前大統領と会ったイチロー選手はどんな行動を起こしたのでしょうか。
出典 japaneseclass.jp
その作戦は、なんとも茶目っ気のある行動でした。
ぽろっと
イチロー選手は、オバマ前大統領の前で意味ありげにボールをわざと落とします。ぽろっとオバマ前大統領の目の前に落ちたそのボール。大統領はニヤリと笑いながら、
サインが欲しいのかい?
と発言し、快くサインを書いてくれたそうです。
試合前、“サイン禁止令”が出るなか、どうしてもオバマ大統領のサインが欲しいイチロー。わざとボール落とすと、オバマ大統領は「サインが欲しいか?」と笑いながら、ボールを拾い快くサインを書いた時の一枚#ThanksObama pic.twitter.com/UQEoZv0dgX
— ボブはやし Bobble Hayashi (@mlb_bobblehead) 2017年1月19日
出典 twitter
この悪だくみが成功した笑顔が憎めなくて素敵ですよね(笑)
あくまでも、イチロー選手は何も頼んでいません。ただボールを落としてしまっただけです。そこでオバマ前大統領がそのボールを拾ってくれて、自発的にサインを書いてくれたというこの構図。
イチロー選手もルール違反はしていません(笑)
出典 si.com
試合前は、「元気?くらいは言いたい」と語っていたイチロー選手ですが、オバマ氏から「ビックファン」だと言われたイチローさんは緊張の面持ち。
イチロー
試合前 「ワッツアップ(元気?)ぐらいは言いたい」
試合後 「(君の)ビッグファンって言ってくれたので“マジかよ”と。本当かウソかは分からないけど、知っていただいていることが僕にとっては驚きだった。感動しました。」 pic.twitter.com/ZS0wlD9kRp
— ボブはやし Bobble Hayashi (@mlb_bobblehead) 2017年1月19日
丁寧なお辞儀をして
お会いできて光栄です
と話したそうです。
様々な場面で日本との協調を見せてくれたオバマ前大統領。改めてこの8年間に感謝の意を表したいですね。