近くに盲学校があるのでよく見えなくて品物買えない人や困ってる人に声かける。ある時すっごく素敵な色のスカートをはいた女性がいらして、素敵なデザインですねと言った。あ、御本人が見えないのに褒めてしまった…と思ったが、彼女は「うれし。選んでくれてる人がいるんです」と凄く嬉しそうにした。
— leona tamura (@leo_kitten) 2017年3月8日
選んでくれている人がいるから、(そんなことを言ってくれて)嬉しい。
と危惧していた展開とは全く異なる返答をしてきたのでした。
そして明らかに表情が変化するほど嬉しそうにしていたのでした。
たとえデザイン自体を見ることはできなかったとしても、それを自分のために選んでくれる人がいる。
そしてそれを褒めてくれる人がいるということが彼女にとっては素直に嬉しかったのでしょう。
さらに、投稿者さんに対してコメントを返してくれる方の中には
スカートを履いていた女性と同じような目の見えない人がいたようで
目の見えない方のファッションについて褒めて喜ばれている方がけっこういらした。例え盲目でもその方の好みや個性を感じて近しい方がコーディネートしている。だからきっとその人らしさが近しい人の愛情を通して表現されている。私が子供達それぞれに服を選ぶのとすこし似ているのかな。
— leona tamura (@leo_kitten) 2017年3月10日
なるほど。やはり好んで選んだ服をほめてもらえるのは誰にとっても嬉しいものですよね。
我々は先入観を持ってしまうことが多々ありますが今回の一件でそんな先入観も変わったのではないでしょうか。
ある程度の配慮をすることはもちろんのことですが、少し思い切って話してみることも大切なことだと学ぶことができました。
悲しいエピソードも多い中、予想と異なる返事が生んだほっこりするエピソードのご紹介でした。