命を落とした1匹の犬と泣き崩れる1人の兵隊 そのストーリーを知ると涙が止まらない

2016年の夏に、ボッザは「変性性脊髄症」という病であると診断されてしまいます。

徐々に変化は起こっていきました。ボッザは思うように足を動かせなくなっていきます。

出典 the dodo

今まで楽々とできていたことができなくなっていってしまいます。

そしていよいよ、ボッザは歩くことさえできない体になってしまったのです。現代の医学ではこの病気を治すことはできません。

変性性脊髄症になってしまった犬は、安楽死させるケースがほとんどです。

別れ

とうとう呼吸ですら辛そうにするボッザ。カイルさんはこれ以上苦しませることはできないと、安楽死させることを決めます。

それはとても辛い決断でした。

別れの日には、ボッザと共に日々を過ごした多くの同僚が駆けつけました。

出典 the dodo

そしてボッザが天国へ旅立つと、カイルさんは涙をこらえることができません。

カイルさんは咽び泣き、同僚たちに支えられなければならない程だったそうです。

出典 the dodo

カイルさんはこう語ります。

僕はボッザのことを絶対に忘れない。ボッザほど自己犠牲の精神で他人に尽くすことのできるのは、どんな人間の知り合いにもいないよ。いつも笑顔で精いっぱい頑張っていた。いつでもボッザのことを思っているよ。

ボッザが今頃、天国で楽しく走り回っていることを願います。

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