その日被害にあった犬の飼い主さんはいつもと何ら変わりのない散歩をしていました。
散歩中常に犬を見ているという事は流石に無く、一瞬目を離したその瞬間その事件は起こってしまったのでした。
リールが急に重くなったことに異変を感じた飼い主さんが目をやるとそこには舌を出して
横たわった愛犬の姿があったのでした。
どうやら目撃者によるとバイクに乗った二人組が飼い主が目を離した一瞬の隙に
こんなものを投げたのだとか。
落ちていたのはダーツの矢のように改造が施された注射器でした。
飼い主さんが目を離したほんのわずかな隙を狙って犬めがけて犯人が注射器を投げつけたのでした。
中には猛毒が入っており、犬はそのまま息を引き取りました。
しかも恐ろしい事にこの事件を引き起こした犯人はいまだに捕まっていないのでした。
何の因縁もなく無差別に動物の命を奪うなんて、同じ人間とは思えないほどの最低の行為です。
このような事件は過去に類似した犯行がないと模倣犯が現れる危険性があるので、
心から模倣犯が現れないことを祈るばかりです。