東日本大震災の翌日にJALの便で行われた機内アナウンスに涙が止まらない その内容とは、、、
忘れもしない2011年3月11日。東日本大震災が日本列島を襲いました。
未曾有の大震災を前に甚大な被害が発生し、交通機関もうまく機能しない状況になってしまいます。
飛行機も例外ではなく、その日の便はすべて欠航。飛行機を使わなければならない人も、一日空港で夜を明かすことになりました。
機内アナウンス
次の日には徐々に再開されていく空の便。
2011年3月12日の夜の便に乗ったのは、twitterユーザーの(@ohnuki_tsuyoshi)さん。
JALのいい話が流れてきたので、僕もひとつJALのいい話を。一生忘れるはずのない2011年3月12日。前日午後は全便欠航。急遽帰宅しようとする人(僕もそうだ)も加わってごった返す新千歳空港で、何とか夜の羽田行きJAL便のチケットが取れた。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年4月11日
そこで行われた機内アナウンスとはどのようなものだったのでしょうか。
みんな一刻も早く帰ろうとしたせいか、あれほどの混雑にもかかわらず夜のJAL羽田便は、777の横1列に1人程度の乗客という超ガラガラ。離陸するとCAから機内放送があった。「昨日は多数の欠航で大変ご迷惑をお掛け致しました」いえ、それはJALのせいじゃないです。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年4月11日
「また昨日から、ご家族やお知り合いとのご連絡など、大変だったことと思います。せめて当機にご搭乗の間だけでも、ごゆっくりとおくつろぎ下さい」いえ、皆さんこそ昨日から休んでいないのではないのですか。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年4月11日
「なお当機は、空港内で夜を明かされたお客様に毛布を提供してしまいましたため、毛布を搭載しておりません。また皆様にご提供するお飲み物を搭載することができませんでした。」うん、それはしょうがない。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年4月11日
「つきましては飛行中、客室乗務員が機内を回ります。おひとりでご不安なお客様などいらっしゃいましたら、お声をお掛けください。羽田空港まで、お話し相手をさせて頂きます」…僕はCAさんに声は掛けませんでしたが、窓の下の東北地方を見ながら、泣きました。年配の女性客がCAと話していました。
— 大貫剛 (@ohnuki_tsuyoshi) 2017年4月11日
職員の方も大変な状況にも関わらず、とても心温まる気遣いですよね。
心に留めておきたい素敵なお話です。