徳川家康と同級生かも?何世紀も生き永らえる巨大なサメを北極海沖で発見!気になるその年齢は…?
北極海に生息しているニシオンデンザメというサメ。日本でもまれに捕獲されることもあり、世界一泳ぐのが遅いサメとしても有名なんですが、このニシオンデンザメをめぐって新たな事実が発見されたのです!
それは、脊椎動物の中で最も寿命が長い動物だということでした。
ニシオンデンザメの成長は遅く、年に1センチほどしか成長しません。そして5メートルを超えるニシオンデンザメもいることから、非常に長寿なのだと言われてきました。
従来は動物の骨を使って年齢の測定・推定をするはずなのですが、サメの骨は軟骨であるために測定が困難で正しい年齢を知ることができませんでした。
従来であれば骨を使って年齢の測定ができるのですが、サメの骨は軟骨のため年齢を測定するのが難しく、正しい年齢は知ることが出来ませんでした。
そこで、サメの目の水晶体を使って年齢を調べることで驚きの年齢がわかったのでした。
いったい、何歳と推定されたのでしょうか??
研究チームは、生まれた時からある目の水晶体に含まれる炭素の放射性同位体を調べる年代測定法を応用。グリーンランド沿岸で捕獲されたメス28匹を調べたところ、体長4.93メートルの個体が335歳、体長5.02メートルの個体が392歳と判明した。
(朝日新聞デジタルより引用)
その年齢は、なんとおよそ400歳!!!
4世紀ほどにわたって生き永らえているとなると、江戸幕府が建てられたあたりからずーっと生きているということになりますね…すさまじい…
過去には6メートル超えの個体も見つかっていることから、室町時代から生きているサメがいても不思議ではありません。
海にはまだまだ私たち人間が知らない神秘がたくさん隠されているようですね。
ゆったりと泳ぐニシオンデンザメ↓
サメときくと、速くて怖いイメージがありますが、これを見ると可愛らしいイメージすら抱いてしまいますね!