心ない少年たちから悲痛な仕打ちを受け瀕死だった犬の懸命な姿にペットの現状を考えさせられる!

RSPCAで調査員として働くキャロライン・ドウさんは、このように話します。

「私が見たことのある中で一番ひどいケースだった。思い出すだけでも背筋がゾクゾクする。少年達はしたことを認めたけど、ドラッグを服用していたからだと弁解した。でも虐待の方法は極めて残虐だった。絶対に許されるべきじゃない。」

チャンキーは、何日間も痛みに苦しまなくてはなりませんでした。
全身に傷を負い、首と足が折れ、保護されるまでの数日間をたったひとりで生き抜いていたのです。
「初めてチャンキーを見つけたときの怯えて意気消沈した様子は忘れることができない。傷は重傷で、獣医からケアを受けた後も6日間は痛みに耐えなければならなかった」

やがてセンターからチャンキーの飼い主へと連絡がいきました。そして駆けつけた飼い主は、心を痛めながらも愛犬との再会を喜んでいました。

その後、時間はかかりましたがチャンキーは次第に元気になっていきました。傷も癒え、幸いにも後遺症は残らず、いまは家に戻って暮らしています。あんなにひどい仕打ちを人間から受けたにもかかわらず、チャンキーが人間に対して警戒心や恐怖心を抱くことはありませんでした。持ち前の愛嬌と人懐っこさは、事件前と変わらないと飼い主は言います。

「前よりも少し緊張していることが多いかもしれないけど、チャンキーはチャンキーだ。変わってないよ」

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出典 YouTube
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事件を起こした少年達は、裁判所の決定により1年間の保護観察、5年間の動物飼育禁止を言い渡されました。罰金においては、少年達には各々およそ10万〜50万円、主犯格の少年の父親には約100万円の支払いが命じられました。

ある獣医師によれば、やはりあそこまでの傷を負いながら一命をとりとめたのは本当に奇跡的だと言うそうです。今はそのトラウマを乗り越え、チャンキーは再び愛情に包まれて元気に、懸命に生きています。

チャンキーというこの小さなワンコは、大きな生命力を持っていました。
動物の虐待は、残酷で卑劣で最低な行為と言って差し支えないでしょう。
「動物愛護法」というのを国の法律で定めている国は多くありますが、動物に危害を加えても結局罰せられずに終わるケースがほとんどなのが現実です。通報があっても、捜査されなかったり執行猶予や情状酌量になってしまい、被害者が人間でないからちゃんと罰せられない場合がとても多いことを知ってほしいと思います。
日本では、動物保護法違反よりも器物破損の方が重い罪になってしまう場合もあります。
そして動物たちがみな、チャンキーのように力強い生命力を持っているとは限りません。
今回のチャンキーの例は本当にまれなケースです。
助かってもトラウマを抱えて生きている動物達が沢山います。

この日本でも動物虐待には、もっと厳しい取り締まりが必要だと強く思わせてくれますね。

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  • そんなバカな少年は罰を、同じ様にしてやったらいいよ!
    いたみが解らないバカ少年!

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