世界最悪といわれる日本の殺処分 軽視された犬や猫たちの「命」の重さを考える

押し出されると長い廊下のようなスペースがあります。
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(出典 Twitter)

そこでも、今度は鉄の扉が迫ってきます。こうしてこの廊下に押し出されてきた犬たちは、すべて同じところに集められていくのです。
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(出典 Twitter)

押し出され、迫られ、集まった先には、“死の奈落”が待っています。
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(出典 Twitter)

噴出口から二酸化炭素が入れられ、犬たちは次第に窒息状態になります。そして窒息死します。
殺処分される犬たちは安楽死することすらも許されない現状があるのです。

残念ながら、経費削減のこともあって1日1000頭の犬が苦しんで死んでいきます。
(「命」の話に「経費」という言葉を出したくはありませんが…)
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(出典 Twitter)

この内容は、夜に放送されているニュース番組で伝えられたものです。
実際に映像でご覧ください。

今回は犬だけに限りましたが、犬猫あわせて簡単に計算すると、およそ100秒に一匹が殺処分されている計算になります。
これは先進国の中でも非常に悪い数字です。

例えば、ドイツは殺処分がありません。以前はありましたが殺処分ゼロを達成しています。
また、イギリスでは殺処分数が7000頭までに抑えられています。
アメリカでは施設で保護されている半分ほどが、里親を見つけることができますが、
2012年度の日本を例にとると、その割合は15%にもたどりつきません。(ドイツは90%)

そのため日本は、飼い主のモラルが低く、犬猫が幸せになれない国とみなされているのです。
冒頭にあった数字だけでなく、殺処分現場の動画を見ると、彼らの「命」に対する考え方を、もう一度みんなで考えていかなければいけないと、やはり強く感じます。

飼えなくなったら、捨てればいい。

本当にそんなことでいいのでしょうか。自分がされたらどういう気持ちになるでしょうか。

もう一度、向き合って考えたい問題です。

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