フェルプスに憧れ続けた少年 並んで写真を撮った8年後に同じ舞台でフェルプスを下し金メダルを獲得!!
日本勢の活躍がどのスポーツにおいても目立つ今回のリオオリンピック。
水泳において珍しい事件が起こりました。
その珍事件は8/12に起こりました。
競泳男子の100mバタフライ決勝戦で銅メダル獲得者が0人という異例の結果が出ました。
これはどういうことなのか?
なんと2位の選手が3人同着のタイムを出してしまったのです。
1位はオリンピック新記録を打ち立てるなどこのレースはオリンピック史に残る名勝負となりました。
そんな出来事があったこの決勝戦。
そこにはもう一つ衝撃的なエピソードが眠っていました。
このレースで同着の2位になり見事金メダルを獲得した選手の1人、マイケル・フェルプス選手。
水泳界でその名を知らない人はいないほどのスーパースターです。
間違いなく21世紀最高のスイマーとも呼べる彼を世界中の人が憧れ、目標にしていました。
シンガポールのジョセフ・スクーリングもフェルプスに憧れる選手の1人でした。
北京オリンピックが行われた2008年にスクーリングは憧れのフェルプスと一緒に写真を
撮影しました。
Joseph Schooling met Michael Phelps in Singapore in 2008. He just beat him in the 100 meter butterfly pic.twitter.com/DsINHyJBXO
— Darren Rovell (@darrenrovell) 2016年8月13日
そして今この写真が世界中から注目されています。
どうしてこのなんの変哲もない写真が世界中から注目を集めているのか?
そこにはなんとも衝撃的な理由が隠されていました。
なんとオリンピック史に残る名レースの金メダリストがこのスクーリング選手だったのです。
しかも運命的なことにスクーリング選手の隣が憧れのフェルプス選手だったのです。
100mバタフライでジョセフ・スクーリングがシンガポール初の金メダルを獲得した。北京五輪で憧れのフェルプスと写真を撮った少年が、8年後に彼の隣で泳ぎ負かすとは夢のような話だ。https://t.co/GqklDt2BRP pic.twitter.com/ZiCR5wyCFL
— 佐藤奈津子 (@nazcochat) 2016年8月13日
まさにドラマや映画の世界のお話ですよね!
なんとも素敵な話に心が温まりました。
スクーリング選手のひたむきな練習が彼をここまでの選手に育てたことは間違いないでしょう!
見てください!
この2人の嬉しそうな笑顔を!
試合後のインタビューではフェルプスはこう語っています。
スクーリングを誇りに思う。私が望んでいたスポーツの扉を閉じることができるんだ。それは、私がいま幸せだと思える理由にほかならない。
敗れても相手に敬意を払うフェルプスと憧れにし続けて高い高い壁を打ち破ったスクーリング。
2人の美しいスポーツマンシップはあっぱれの一言に尽きます。
今年をにぎわせた2人のスターたちは4年後にどんな素敵なストーリーを見せてくれるのか?
早くも次のオリンピックが楽しみでなりません!!