#レスリング 女子53キロ級決勝、吉田沙保里選手はマルーリス選手に敗れ、五輪4連覇を逃しました。試合後、両者ともマット上で涙。なんとも言えないです。#Rio2016 #オリンピックhttps://t.co/YnDOUNuZcP pic.twitter.com/dSXR6iHWEr
— 西畑志朗 Shiro Nishihata (@NSHT_46) 2016年8月18日
あまりの嬉しさに顔を埋めるマルーリス選手。
それとは対比的に後悔が全面に出ている吉田選手。
両者ともしばらくこの状態で泣いていました。
感動的なこのシーンはリアルタイムでなくとも涙があふれそうになる瞬間でした。
「彼女と戦う準備をずっと続けてきた。彼女は私のヒーロー。彼女は最もたたえられているレスラーで、彼女と試合をできたのは本当に名誉なことだった」
夢の決勝を終えてこのように語ったマルーリス選手。
彼女が吉田選手をいかにリスペクトし、血のにじむような努力をしていたかが分かります。
以前に取り上げたフェルプス選手とスクーリング選手の関係のように憧れにし続けて
努力した結果憧れの人を倒して全世界の頂点に立つ。
スポーツの本質的な面白さが垣間見えたエピソードでした。
敗北の味を知った吉田選手。
本人的には不本意な結果なのかもしれませんが、世界で2位というのはあまりに立派なことです。
マルーリス選手という新たなライバルを発見しこれからは吉田選手が努力を重ねて追い抜く立場になりました。
女王として再び吉田選手の笑顔はいつ見られるのか?早くも楽しみでなりません!