呼吸に苦しむウミガメ その鼻に詰まっていたものを取り出すと職員は驚愕した
youtubeにアップロードされたこの動画は、海洋生物の悲鳴を表しています。
以下、カメが血を流している描写などがございます。閲覧には注意してください。
呼吸に苦しむ海ガメ
コスタリカで海洋生物学を研究しているグループが、苦しそうに呼吸するオスのウミガメを発見します。職員の人たちは、寄生虫などが鼻に詰まっているのだと最初は思っていました。
海洋調査のために来ているので、他にやらなければならないことがあり時間も限られています。しかし、そのウミガメを見捨てることなど当然できませんでした。その物体を取り除く作業に入ります。
ちょっとずつその物体が姿を現していきます。
ウミガメは苦しそうに血を流しています。
ようやくその物体が取れた時に、職員は怒りをあらわにしました。
一体何だったかというと、、、
なんとそれはプラスチックのストローだったのです。人間が海にポイ捨てしたものでしょう。
このビデオは、なぜプラスチックごみが海洋生物に有害であるのか。そしてなぜプラスチック製のストローが中でもとりわけ不要なものであるのかということを指し示しています。プラスチックのごみは分解されずに海に漂い続けているのです。
プラスチックのストローに、使い捨てのプラスチック製品に「NO」と言ってください。
動画の概要欄にはこのように書かれています。
そして問題の動画がこちらです。
このウミガメは本当に辛い思いをしてきたでしょう。ゴミを海などに捨ててしまうことがいったいどれほど痛ましい事故を起こしているか。それを知らない人も多いでしょう。これは海だけに限った話ではないかもしれませんが、ゴミを見つけたら拾う。それ以前に、ゴミをポイ捨てしてはいけない。ということを再認識しなくてはなりません。
少しでも多くの人にこの現実を知ってもらいたいですね。