ビートたけしが母の葬式で号泣 売れた途端に金を無心してきた本当の理由に感動
お笑い芸人としてだけではなく、映画監督としても世界に名を馳せているビートたけしさん。
たけしさんの半生
彼の母親である、北野さきさんはとても教育熱心な方だったようです。その影響もあってか、たけしさんは明治大学に現役合格を果たします。
しかし、たけしさんは大学の環境に適応できませんでした。
そして、大学2年生の時にはいよいよ家出同然に一人暮らしを始めました。そしてある程度の単位を取得していたにもかかわらず、たけしさんは大学に通わなくなり、除籍となってしまいます。
その後は、アルバイト三昧の日々を送っていました。しかし、松竹園芸場などの舞台に出るようになりたけしさんの知名度は上がっていきます。
今ではさんまさんやタモリさんと共に、お笑いBIG3と呼ばれるまでに至っていることは誰もが知っていることでしょう。
さきさんからの催促
たけしさんの名前が売れ始めた途端、母親である北野さきさんんから連絡が入ります。
その内容は、、、
小遣いをくれ
というものでした。それも、一度ではなく何度もお金を無心するようになります。
これにはたけしさんも腹を立て、さきさんに「因業ばばぁ」などと悪態をついたこともあったそうです。
葬式の日
そんな悪態をついていたたけしさんですが、さきさんの葬式で号泣してしまいます。
たけしさんは母親の愛にあふれた驚きの事実を知ったのです。
その事実とはいったい何だったのでしょうか。
入院中の母から
さきさんが亡くなる前に、たけしさんは姉からある紙袋を受け取ります。
「たけしに渡してくれって頼まれたの」
とたけしさんのお姉さんは言いました。
その中には一冊の通帳が入っています。
それはなんと「小遣いをくれ」と言ってさきさんがたけしさんから受け取っていたお金でした。
芸能界という浮き沈みの激しい業界。たけしさんの性格を考えるともらったお金はすべて使ってしまうのではないかという心配がさきさんにはありました。
そこで、さきさんはたけしさんからもらったお金をたけしさんのために貯金しておいてあげたのです。
しかも、そのお金だけではありませんでした。
さきさんは自分の年金までその口座に貯金していたのです。
たけしさんは兄弟から
おふくろはいつもお前の心配をしてるよ
ということを言われていたそうです。
そんな事実を知ったこともあり、たけしさんはさきさんのお葬式で涙をこらえきれませんでした。
母親の無償の愛に胸が震えます。たけしさんはこの瞬間にさきさんの偉大さを知りました。
母子の絆に感動する素晴らしいエピソードですよね。みなさんは何を感じましたか?