15年間に渡る虐待に耐えかねて調教師を踏み殺した象 86発もの弾丸を体に受け最期を迎えた象の生涯に胸が苦しくなる・・・

急に暴れだしたタイク。
そこには長年たまっていたストレスがありました・・・
タイクは15年間もの間このサーカス団によって飼育されてきました。
しかしそれは飼育とはかけ離れたもので、行われていたのは虐待というほかありませんでした。

その内容は悲惨なものでただひたすら言うことを聞くようになるまで硬い棒で殴り続けるというものでした。
その生活を15年続けてきたタイク。
誰にも相談することもできないし一緒に遊ぶような友達もいない。
正に生き地獄のような生活だったことでしょう・・・
そんなストレスが溜まりに溜まって今回の出来事が起きてしまったのです。

会場から逃げ出したタイク。

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出典 YouTube

街に逃げ出したタイク。
このままでは何の関係もない市民にも被害が出てしまう。
警察も大量に動員されてタイクを止めようとしましたが暴走は止まることはありません。

そして警察は最後の手段に出たのでした。
逃げるタイクめがけて発砲をし続けたのでした・・・
それでもなお逃げ続けるタイク。
身体に喰らった銃弾の数は百発近くに及んでいました。
そして86発目の銃声が街中に鳴り響いた時タイクはその無残な生涯に幕を閉じたのでした。

taiku2
出典 YouTube

何も悪い事なんてしていないのに・・・
タイクは人間の手によって虐待され続け、その生涯も人間のエゴによって終わらされてしまったのでした。

見る者には感動と興奮を提供するサーカス。
華やかで素敵なショーをたくさんの練習で見せてくれることは間違いありません。
しかし動物を使ったショーにはこんな現実があるということも忘れないでください・・・

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