犬同士を戦わせて金を賭ける闘犬で瀕死の傷を負い捨てられた犬 闘犬の実情と犬のその後
この記事には痛ましい傷を負った犬の画像が表示されています。
閲覧の際には注意してください。
一本の連絡
とあるアメリカの動物レスキュー団体が、一本の連絡を受けました。
ひどい怪我を負っている犬がいる
そこには、ピットブルの子犬がいました。まだ生後5ヶ月ほどのようです。その子犬は頭や首に深い傷を負い、瀕死の状態でした。その傷の状態を見ると、おそらく闘犬が行われたようでした。
目は開かない程はれ上がっています。
闘犬
闘犬とは、犬同士を戦わせて賭けをする賭博行為の一種です。アメリカでは動物愛護の観点から重犯罪となるなど、厳しく取り締まられています。
その犬はジャックスと名付けられました。
約2週間に及ぶ集中治療を終え、ようやく緊急治療室を出られることになります。
そして、ジャックスは新しい飼い主さんに引き取られることになりました。そこで幸せそうに暮らすジャックスの姿がこちらです。
ジャックスの今
楽しそうに散歩しているジャックス。
闘犬の実状
アメリカでは闘犬は全州で固く禁じられています。しかし、自宅の地下室などの屋内で行うことができるので摘発が難しいそうです。その環境に置かれた犬の生活はとても悲惨なものです。負けた場合は虐殺されてしまうことも多くあるといいます。
また、トレーニングも残酷です。すぐに相手に噛みつくように、狭いゲージの中で自由を奪い、虐待まがいのことがなされているようです。
これはジャックスの様子を収めた動画です。
最後には
何も声をあげなければ、何も行動を起こさなければ、何も止めることはできない。
と締めくくってあります。まずは多くの人にこのような事実を知ってもらうことが大切でしょう。
ジャックスもこれからは闘犬の恐ろしい記憶を忘れて幸せな毎日を送っていけると良いですね!