肌の色が違うことで親に捨てられたパンダ それでも前向きに生きることを諦めなかった姿勢に涙する・・・

皆さんはパンダと言えば何色を思い浮かべますか?
普通のパンダは黒と白で構成されていますよね。
今回ご紹介するパンダは少し変わった色をしているパンダです。
しかしその肌の色が原因で辛い過去を持っていました。

今や世界の中心的な国なりつつある中国。
そんな中国に世にも珍しい色をしたパンダがいました。
そのパンダは茶色と白からなっており他のパンダとは一線を画していました。
そのパンダの名前はQizai。
Qizaiは生後2週間程と思われる時期に山の中で発見されました。
勿論発見された時には一人きりで山の中にいたと言います。

家族はいないのか?
そう感じた自然調査員はいろいろと観察を深め調べていくとどうやらQizaiは親に捨てられてしまったのでした。
しかも発見された段階でかなり体が弱っていたQizai。
早急に保護して応急処置をしてあげる必要があったのですぐさま保護しました。
しかし保護施設でもさらに困難が待ち受けていました。

保護施設に行ってからまともな食事を与えられて順調に体力を回復していったQizai。
しかしやはりその肌の色が原因でトラブルを生んでしまったのです・・・
最初は体力も衰えており、もともと温厚な性格だったため食べるのが遅かったQizaiは
周りのパンダたちから笹を盗まれるということがちょくちょく起きていました。
それでも飼育員さんの愛情に触れすくすくと成長をしていったQizai。
今では体重が100キロを超え同年代の他のパンダと比較しても体重、食べる量共に平均的になったそうです。

なかなか見ることの出来ないこの茶色と白のパンダ。
親から捨てられても前向きに生き、周りのパンダとも遜色なくなったQizaiは本当に強い子だと思います。
これからは辛い思いをした分楽しく生きて陽の目を浴びる生涯を送って欲しいと願うばかりです!

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