まずは、先ほどの記録3:56:33ですが、
これを日本人にたとえるなら、安田大サーカスの団長のタイムに匹敵します。
2013年の大阪マラソンで彼は、3時間59分台というタイムで走り切っています。
当時39歳だった団長はトライアスロンも行いながらフルマラソンにも挑戦するスポーツマンです。
その倍以上も生きているWhitlockさんが、団長と同じペースで完走していると聞くと、
だんだん、Whitlockさんの恐ろしさがわかってくるんじゃないでしょうか(笑)?
更に!
さらにすごいのが、いまから10年ほど前、
先ほど述べたWhitlockさんが74歳当時だったときに出した2:58:40という記録。
この3時間を切るタイムは、リオオリンピックでカンボジア代表として出場したあの猫ひろしに近いタイムなんです!
猫ひろしのベストタイムは2:30:26(2012年別府大分毎日マラソン)ですが、
2010年の東京マラソンでは2時間55分台で完走していることから、
彼がオリンピック選手の猫ひろしと結構勝負できるレベルということになるんですね。
Whitlockさんは、CBCの取材に対して
「このレースが最後になるかはわからない」
「自分が可能な限り走り続ける」
と語っています。
この地球上の85歳の中で、フルマラソンを4時間足らずで走り切れるのはおそらく彼だけでしょう。
「老後」という言葉がもはや存在していないとすら思わせる彼の走りにこれからも注目が集まっていくことでしょうね。
健康に気をつけて、いつまでも走り続けてくださいね(*’ω’*)!