「自分がボケ始めたせいでお金が減っていく」と家族に告げたおじいさん 監視カメラを設置してみると驚きの光景が映っていた・・・
イギリスのリンカンシャー州に暮らすピーター・カーペンターさん。
彼は89歳という高齢ながら一人で暮らしているのでした。
その為ホームヘルパーを頼み、定期的に身の回りの手伝いをしてもらっていたのでした。
身の回りのことには何も不自由なく生活していたピーターさん。
ところがある時から異変起こりだしたのでした。
ピーターさんは自分の家からお金が減っていることにある日気が付いたのでした。
お金を使った記憶は全くないのにも拘わらず減っていくお金。
90歳を目前に控えて遂に自分がボケだしたのではないかと考えるようになりました。
そしてそのことを家族に伝えたピーターさん。
動揺を隠せない様子のピーターさんを元気づけようと考えた家族は彼の家に監視カメラを設置して
事実確認をすることを決意したのでした。
するとカメラには我々が危惧している出来事が映し出されていたのでした。
なんと身の回りの手伝いをしに来てくれていたヘルパーさんがピーターさんの目を盗んでお金をくすねていたのです。
後日カメラの映像を確認した家族たちによって発見されたこの事実にピーターさんは安心するとともに心を痛めました。
信頼していたヘルパーさんに裏切られたことはかなりの心的ストレスを与えたようでした。
とても残念です。打ちのめされています。お金が必要なのであれば直接聞いてくれればよかったものを…
こう話すピーターさん。
この言葉からも咎めようということではなく信頼していたヘルパーさんだけに何か困ったことがあれば力になったのに
といったニュアンスが窺えます。
自分が騙されていても人を疑うことなくまず自分に非があるのではないかと疑うような優しい人を裏切るなんて
このヘルパーのやっていたことは本当に最低の行為と呼べるでしょう。
当然窃盗は犯罪行為ですからこの後このビデオが当局に提出されヘルパーの女性は逮捕されたそうです。
この映像は国内でも大きな話題にのぼりました。
心優しいピーターさんには立ち直って元気に暮らして欲しいものです。