獣医に連れて行き、整形の理由を伝えるとすぐさま医師は反対しました。
それだけの理由で整形をすることはできないとまで医師は言ったそうです。
しかしマリナさんの家族はなかなか医師の反対に従おうとせず、最後まで渋りました。
担当医であるアンドレー・マジンさんは家まで出向いて反対しに行ったこともありました。
それでも家族は頑なに手術を受けさせることを決意したのでした。
その結果、犬の耳は下に垂れるように手術がなされたのでした。
メジン先生は以下のように語っています。
「手術したことは未だに正しかったとは思っていません。しかし、こういうことを自分が飼っているペットにさせるような飼い主は残念なことですがいるのです。」
しかもこの後マリナさんは「手術が終わってからというもの見違えるほど可愛くなり、ドッグショーに出演するほどになった。
耳が下向きの時には見つからなかった交尾の相手も見つかってすべてがうまくいっている」と話しているそうです。
本人たち家族にとってはいい結果をもたらしているかもしれませんが、
飼われているこの犬にとってこのことは本当に望んだ結果だったのでしょうか?
ネットのニュースになったこの一件はすぐさま反響を呼び、悪びれる様子のないマリナさん一家は非難の的になりました。
自分たちのあまりにも身勝手な欲望を通して、こんなことをしてしまっていいのでしょうか?
虐待と紙一重のこの行為に罪悪感を感じないような人たちには動物は飼ってほしくないものです。