小さなバケツの中に20年間も閉じ込められたせいで甲羅が変形したカメ 見つかったきっかけとは?
小さなバケツに20年もの間閉じ込められていたカメ。
その名前はオードリー。
出典 boredpanda
オードリーは、ミシシッピアカミミガメという種類のカメで24歳です。
オードリーは飼い主によって劣悪な環境で育て上げられました。フィルターもない冷たい水の中、光もあまり入らない場所で毎日を過ごしていたのです。与えらるエサは卵の白身だけ。
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そんな生活を続けたことにより、オードリーは健康に成長できませんでした。甲羅は変形して、普通のカメより状態が良くないことは一目瞭然です。
このまま誰からも発見されなければ、オードリーは非業の死を迎えていたことでしょう。
では、どのようなきっかけでオードリーは発見されたのでしょうか。
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それは、飼い主の死によるものでした。
親族が部屋の整理を始めると、オードリーが発見されます。
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その親族はすぐにオードリーを動物病院へと連れて行きました。
しかし、引き取り手がいないままではオードリーは安楽死させられてしまうことになります。
なんとかしてその事態を回避したかった動物病院の職員は、オードリーを保護してくれるという動物レスキュー団体との連絡を取ることに成功しました。
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そのレスキュー団体はオードリーの姿をあえて公開することにしました。
動物虐待がいかに残酷なものなのかを多くの人に知ってもらうためです。
オードリーはその後施設で幸せな4年間を過ごして、天国へと旅立ちました。
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オードリーのように苦しい生活を余儀なくされている生き物が、少しでも減っていくことを願ってやみません。