昭和の大横綱「千代の富士」抗がん剤も拒み放射線治療を決断 ”相撲界の為に”その熱い志に医者も脱帽

なんと膵臓がんの5年生存率は3から5%程度しかなく、
切除手術がうまくいってもその内の約70%の患者さんが再発してしまうのだそうです。

そんな重篤な病気を持っている人が、「もう健康体だから大丈夫」と言っても大丈夫なはずがないんです。
抗がん剤では満足な生活が出来ないことを医師に告げられた九重親方。
彼が考えに考え抜き頼ったセカンドオピニオンが、
あの樹木希林さんも通っていたUMSオンコロジークリニックだったんです。

そこでは放射線の治療をメインに据える「四次元ピンポイント照射療法」という療法が採用されていました。
抗がん剤を使用しない事にこだわったのは勿論家族に迷惑をかけたくないという想いもあった九重親方。
しかしそこにはもう一つの理由があったのでした。

「相撲界の未来の為に自分は後進を育てたい。」
そんな想いがあるそうで、少しでも長い間相撲界に直接自分の目で触れておきたいという熱い想いが伝わってきます。
昔は浴びるほど飲んでいたお酒も一切絶ち、
ガンが転移していることが発覚しても一切動揺を見せないそうです。

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そのとてつもなく強い意志は「ウルフ」と呼ばれていた頃そのものの瞳で医師たちも驚きを隠せないそうです。
不祥事が続く相撲界。
昭和の大横綱の往年の横綱相撲でガンも「押し出し」て元気な姿を見せてほしいものです。

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